RING LINK LABORATORY印刷の実験室

RING LINK FACTORYオリジナルカレンダー2019

RING LINK FACTORYオリジナルカレンダー2019

2018.11.1 2019年度版オリジナルカレンダー企画開始

前回2018年度版が、日めくり&ブロックメモタイプでツーウェイ使用を目的としたものでしたが、今回は卓上据え置き型としての要素を重視してみました。
一見シンプルにみえても、ユニークさとチャレンジ要素を持ったものを目指します。

前回同様、デザインはthumbMの皆さんにご協力頂きました。
お打ち合わせの結果、今回のビジュアルイメージは扇子と定規といったところから探って行きます。

2018.11.7 素材選定、ダミー作製

形状のイメージが比較的しっかりしていたので、素材選びは迷いませんでした。
今回は用紙は「GAファイル(ブラック) 46/900kg」。
前回の日めくりカレンダーが白のルックスでしたので、今回は黒で行きたいと思います。

2018.11.13 ラフデザインUP

thumbMさんよりラフデザインをあげて頂きました。
フォントのみの構成でシンプル且つ読みやすいレイアウト。色もホワイト1色で表現。すでに良い感じです。

2018.11.26 形状ブラッシュアップ

試作作製後、ちょっと問題です。先端側が時間経過と共に広がって来ました。用紙の反りもあるので症状的にはやむを得ないですね。

そこで形状を少し変えていきます。一番外側の表1,表4を、繋げて1パーツにしました。

コの字型に曲げて使うことで、先端の広がりを抑えます。
thumbMさんからのご提案で本文をスライドしやすい様、指穴も追加します。

先端の広がりを抑えるだけでなく、構造上のフレーム的役割もしてくれるようになりました。
コの字の折りは、通常のスジ押しだけではなくハーフカットにする事で、より鋭角な折りにしています。

2018.11.30 印刷、型抜き

全てのパーツを付け合わせて印刷、そして抜き加工です。
印刷はシルクのホワイトで1色刷りです。こちらは国際浮印刷様にて細かい文字も抜け良く再現して頂きました。
抜き加工は東北紙業社様にてご協力頂きました。一度に全パーツ綺麗に抜き上げるよう付け合わせの仕方も検討頂きました。

あとはひたすらパーツを台紙からバラしていきます。
そして組み立てです。

2018.12.21 2019オリジナルカレンダー完成!!

組み立て完了です。
今回も最後にパッケージングします。

今回のパッケージは透明PETでキャラメルケースを作製。
使い方を示唆するイラスト入りのラベルを貼って完成です!

今回は、据え置きでの使用をベースに考えていましたが、完成してみると以外に動きがあるアイテムになりました。
シンプルなものから、アグレッシブな形状まで、使用されるユーザー様の好みに変形して使用頂けます。
(このアイテムは事例集でも紹介しています。)

今回もたくさんの方々にご協力いただき完成まで漕ぎ着きました。
新しいものにチャレンジする事は、都度発見と次への創作意欲を掻き立ててくれます。

現代では「紙」というものは時代遅れのイメージが強いかもしれませんが、古来からの技術をリスペクトした上で、一般的な紙媒体のあり方に捉われない表現を模索していけば、今の時代だからこそ必要な活用法がきっと見出せると思います。
そんな発見にも繋がるよう期待を込めつつ、今後も実験を続けて行きたいと思っております。

リングリンクファクトリーでは引き続きご賛同いただけるパートナーを募集しております。
お問い合わせはこちらまでお願い致します。

WANTED!

リングリンクファクトリーは実験にコラボレーションしていただける
デザイナー様、企業様を大募集しております!

お問い合わせはこちらまで